ネット上では、「やばい詰んだわ」という表現をしている若者がいます。
この、「詰む」「詰んだ」とは、「解決策や救済方法などが見つからない、絶望的な状況」という意味があります。
もっとわかりやすく表現するならば、「やばい、終わった」「ゲームオーバー」という言い換えがある。
ネットスラング(特定の階級、社会でのみ使われる言葉)なので、若者すべてが使っているわけではないが、SNSなどを中心に頻繁に目にするワードである。
このページでは、大真面目に使い方や例文などを解説しているので、ぜひ参考にしてください。
「詰む・詰んだ」の意味
- 【意味】解決策や救済方法などが見つからない、絶望的な状況。
- 若者の間で使われるスラング
- わかりやすく表現するならば「ゲームオーバー」「もうダメだ」
若者のあいだで、「もう詰んだわ・・」「やばい詰む..」というような使われ方をします。
わかりやすく別の言葉に言い換えるならば、「ゲームオーバー」「もうダメだ・・」「終わった」などの表現がある。
「詰む」の由来
「詰む」「詰んだ」の由来は、将棋やチェスなどのボードゲームからきています。
将棋では、王将の逃げ場がなくなり負けが確定したときに「詰み」や「詰む」と表現します。 ここから由来して、日常的に詰んだわなどと使われるようになった。
若者のスラングではあるものの、語源となっている言葉の意味と同じであることから、日本語としての間違った使い方とはならない。
若者の間でゲームやSNSで使われている
基本的には、ネット上でつかわれることが多い。 Twitterやインスタグラムで、「詰む」「詰んだ」とエゴサーチをしてみると、ものすごい数の投稿がヒットです。
ネットスラング(特定の階級、社会のみで使われる言葉)なので、日常生活では口にしないことも多い。
「詰む・詰んだ」の使い方
では使い方を実際に文章でチェックしてみましょう〜。
「詰む」の例文
例文をご紹介します。
- バイトの無断欠勤を2回連続でやってしまった。詰んだわ・・・。
- 大学4年で見事に単位を落としまくって留年確定。詰んだ。
- 来月に旅行へ行くのに貯金が1万円しかない詰んだな。
- うわー、またAirPodsなくした。お金ないし詰みだわ。
- 財布落とした。詰んだ。
使い方としては、「絶望的な状況で、ゲームオーバー一歩手前、もしくはゲームオーバー」という状態になる。
「詰む」の類語
- 絶望的な状況
- もう望みがない
- やばい
- ゲームオーバー
- 終わった
- オワタ
- もうダメだ
類語にはこのような表現があります。
すでに死語ではありますが、「オワタ」は2ちゃんねる用語として10年以上前に流行しました。(現在つかっているのは、40代後半以上の世代になる)
平成生まれの世代にはすでに死語として認識されているが、こちらもネットスラング(死語)の1つ。
「詰む」の英語表現
詰む、詰んだを英語表現にするならば、「GAME OVER」もしくは「CHECKMATE」です。
「CHECKMATE(チェックメイト)」はチェスではキングを王手詰めするという意味がある。 将棋であれば、「王手(おうて)」
まとめ
それではおさらいしていきます!