言葉の意味と由来

【添付(てんぷ)の意味】貼付との違いは?例文でわかりやすく解説!

添付(てんぷ)とは、書類などにあるものをつけ添えるという意味があります。

添付は、「そえつけ」「そふ」「そそん」などと間違った読み方をされるときがあるため、注意してください。

このページでは、添付についてわかりやすく解説しました! 使い方、例文などをやさしく説明しております♪

ちなみに、書類の「貼付」と「添付」はどういった違いがあるかわかりますか? この違いについても、スッキリ納得のできる違いをご紹介しております。

添付(てんぷ)の意味

読み方は、「添付(てんぷ)」です。 「そえつけ」「そつき」「てんそん」などの読み間違いに注意してください。

添付の意味

【意味】書類などにあるものをつけ添えること

(例)書類にコピーをクリップで添付する
(例)メールでPDFファイルを添付する

添付(てんぷ)という言葉は、読み方を知らないと「なにそれ?!」ってなりますよね・ 私も中学生くらいまでは、「そえつけ」だと勘違いしていました(笑)

添付とはわかりやすくいえば、くっつけることです。

メールにファイルを添付するのは、メールにファイルを付け加えていますよね。 紙などの書類にコピーをクリップで添付するのは、「紙にコピーをくっつける」という状態です。

読み方は難しいけど、意味はものすごくシンプルなので覚えておいてくださいね♪

添付の使い方

添付は、日常や仕事などで使うことがあります。

以下のような使い方をすることが多いです。

  • LINEに画像を添付して送信する
  • 書類に別の書類を添付する
  • 顔写真を添付してメールを送信する
  • 添付されていたファイルを開封

なにかしらの書類を書くときに、「その他の必要なコピーはこちらに添付してください」と表記されていることがあります。

こういった場合には、クリップなどで添えつけるようにすればOKです!

タオルちゃん
タオルちゃん
食品添加物も何かしらをつけ添えるという意味があるもんね
トリ
トリ
甘味料も甘みを加えるための、食品添加物だね
タオルちゃん
タオルちゃん
「添」という漢字には「つけくわえる」という意味があるんだにゃ

「添付」を使った例文

いくつか例文をご紹介します。 例文を読むことで、「添付」という言葉の使い方をさらに具体的に理解することができます。

マイナンバーカードを申請するために顔写真を添付したファイルをネットで送信した

徹夜で作ったプレゼン資料を添付したメールを上司に送ったときの達成感は何事にも代えがたい

Macを使っているユーザーにファイルを添付するときは、形式を変更してから送らないといけない

メールボックスに届いていた添付ファイルを開封したらウイルスが仕込まれていた

添付したはずのファイルが文字化けを起こして、もう1度送り直すハメになった

大切な書類に間違った資料を添付してしまい、手続きをやり直すことになった

添付とは、基本的になにかしらのあるものを、つけ添えるときに使うことです。

添付の語源

添付の語源は、漢字の意味から由来しています。

「添」は、そえるという意味があり、「付」には、さずける・つけるという意味があります。 この2つを組み合わせて音読みにした言葉が、「てんぷ」です。

タオルちゃん
タオルちゃん
おかずの添え物をイメージするとわかりやすいにゃ
トリ
トリ
メインの料理にプラスで添え物があると嬉しいよね♪

「添付」の類語

類語と関連ワードをご紹介します。

添付の類語

肉付け、つけくわる、貼り付ける、そえつける、くっつける、付加、継ぎ足す、加味

タオルちゃん
タオルちゃん
「添付」と「貼付」って似ているけど意味は同じなの?
トリ
トリ
意味は違うよ!これからわかりやすく解説するね
タオルちゃん
タオルちゃん
よろしくにゃ

「添付」と「貼付」の違い

「添付(てんぷ)」と「貼付(ちょうふ)」は意味が違います。

貼付(ちょうふ)は、はりつけ・はりつきと読み間違いしないように気をつけてください。

それでは、2つの似ている言葉の意味の違いをご紹介します。

【添付(てんぷ)】⇒書類などにものをつけ添えること
(例)書類に別の用紙をクリップで添付する

【貼付(ちょうふ)】⇒紙などになにかを貼り付けること

添付は、つけ添えるという意味に対して、貼付(ちょうふ)は、ぴったりと貼り付けるという意味があります。

つまり、貼付とはしっかり接着させることです。

例えば、ダンボールにガムテープを貼り付けるのは接着といいますよね。 ぴったり、スキマがないように貼付していることがわかります

この違いを知っておけば、大切な手続きの書類などを書くときにすごく役に立つのでおすすめです!

貼付(ちょうふ)の例文

貼付(ちょうふ)という言葉を使った例文をご紹介します。

メルカリで発送する荷物をダンボールに梱包して、最後はガムテープでしっかり貼付した

間違って貼付してしまった紙を無理やり戻したら、紙がビリビリに破けてしまった

バイトの面接の履歴書に顔写真をのりで貼付する

迷い猫の飼い主を探すためのポスターを電柱に100枚貼付した

このような使い方をします。 貼付の意味は、

書類にコピーを添付するは「クリップ」を使う

市役所などの手続きで、重要な書類を書くときに以下のような注意書きをされることができます。

コピーした書類は貼付ではなく添付してください

このような場合は、のりなどで貼りつけをするのではなく、クリップなどですぐ取り外せるように添付するのが正解です!

意外と、接着してはいけないパターンがあったりするため、添付と貼付の違いをしっかり理解しておけば人生でものすごく役に立ちますよ(^O^)b

ちなみに、私は書類に間違ってのりで貼りつけてしまい手続きをやり直した経験があります(¯―¯٥)

まとめ

「添付」って言葉は、読み方を知らないとむちゃくちゃ難しい漢字に見えますよね(笑)

では、おさらいをしていきましょう!

  1. 添付は「テンプ」と呼ぶ
  2. 添付とはつけ添えるという意味
  3. 添付と貼付は意味が違い
  4. 貼付はぴったり貼り付ける
  5. 提出書類で添付と貼付の指定があることがある

意味と違いを知っておけば、ものすごくシンプルなので迷うことはないはずです!

それでは以上になります。 最後までご丁寧にお読みくださりありがとうございました。