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「失敗は成功のもと」の意味
読み方は、「しっぱいはせいこうのもと」
- 【意味】失敗すればその原因を反省し、方法や欠点を改めるのでかえってその後の成功につながること
- (例文)僕は志望校に1度落ちた。しかし失敗は成功のもとであると心に誓って、1回の失敗から学び、翌年には見事合格することができた
「失敗は成功のもと」とは、非常に学びのある前向きなことわざです! エジソンが、「私は失敗をしたことがない。ただ1万通りのうまく行かない方法を見つけただけだ。」という名言を残しています。
この名言は、まさに「失敗は成功のもと」であると共通していますよね。
「失敗」も捉え方によって、成功へつながるきっかけとなります。 失敗をして凹み、いじけてしまえば失敗したまま終わる。しかし失敗から学び、ミスの再発防止をすれば成功に繋がりますよね!
漢字で書くと「失敗は成功の基」
漢字で表現すると、「失敗は成功の基」と書きます。
- 【基(もと)】には、「物事の一番下にあってささえているもの。土台。根本」という意味がある
- 失敗は成功するための土台になるという意味
基本の「基」でもあり、基盤の「基」でもあります! この漢字は、支えている土台、根っこという意味があるため、覚えておくと便利です(^O^)b
「失敗は成功のもと」の使い方
この、ことわざは様々な場面で使うことができます。
- 自分を鼓舞するとき
- 他人を励ますとき
- 他人を支えるとき
- 物事に挑戦するとき
- 挑戦して失敗したとき
使える場面をあげればキリがないほど、あらゆるシーンで活躍してくれる素敵なことわざです! ちなみに、大半の場合は「その失敗を反省して活かすことで、成功につなげていこうね」という励ましの意味で使うことが多いです。
小学校の先生などは、生徒のやる気を引き出すために「失敗はウェルカムで、成功するためにたくさん失敗してもいいんだよ!」というスタンスで教えることが多いです。
「失敗は成功のもと」の例文
例文をご紹介します。
- 僕は諦めない。失敗は成功のもとであることを知っているから何度も立ち上がる
- ピカソは生涯で5万点の絵を描いた。自分も絵を上達するために失敗は成功のもとであるを信じて今日も書く
- ミスをした原因を突き止めて反省したら、驚くほど野球が上手になった。やはり失敗は成功のもとである
- 「失敗は成功のもと」と「七転び八起き」は僕にとっての座右の銘である
- 受験に落ちたとき、教師から「失敗は成功のもと」と励まされてもう1度立ち上がることができた
- 「失敗は成功のもと」とは言うが実際に行動することが怖いときもある
- 私は失敗は成功のもとであることを父から教わっていたので、新しいことをやるときは失敗上等でチャレンジしている
- 「失敗は成功のもと」というが僕は信じれない。
あなたは、「失敗は成功のもと」ということわざを信じて行動をしたことがありますか? 頭ではわかっているけど、いざ行動するのは勇気もいるし、それなりにエネルギーも必要ですよね。
個人的なエピソードになってしまうのですが、私は自分でビジネスを立ち上げたときに集客がまったくできなくて挫折した時期があります。
しかし、諦めずにマーケティングを学んだら、自分でもびっくりするほど集客が得意になりました。
最初のお客さん集めの失敗がなければ、成功には繋がらなかったと思うと、行動してよかったなとおもいました。
「失敗は成功のもと」の類語
類語をご紹介します。
- 失敗は成功の母
- 聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥
- 七転び八起き「意味」何回失敗しても、それに負けず、また勇気を奮い起こすこと。
- 禍転じて福となす「意味」身にふりかかった災難を、うまいこと活用し、そのまま自分に役立つものとして利用すること
「禍(わざわい)転じて福となす」は、自らの失敗ではなく、突然おそってくる災難を逆に利用して人生を展開させていく、素晴らしいことわざです。
もしも、災難がありそこで気持ちが負けてしまっていたらきっと良いこと(成功)につながることはなかったはずです。
人間を勇気づけるためのことわざは、
使い方や意味を学んだら、信じて行動することが1番効果的です!
「失敗は成功のもと」の対義語・反対語
「失敗は成功のもと」は嘘?
インターネットで「失敗は成功のもと」と検索をすると、「失敗は成功のもと 嘘」と出てきます。
あなたは、どのように考えますか?
__私としては、その人の捉え方次第なので「嘘も本当もない」とおもっています。 ようは、その人が1度の失敗で気持ちが負けてあきらめてしまうか、もしくは失敗を反省して活かすかは本人次第ですよね!
ですので、「失敗が成功のもとになるなんて嘘だ!」というのはあまりにも軽率な考え方であるといえます。 そして、世の中のうまくいっている人は必ず失敗をしています。
むしろ、失敗をしようとして失敗しているのではなく、本気でやっているけど結果的に失敗という結末になることもありますよね。
世界的なバッターとしてメジャーリーグで活躍したイチロー選手ですら、打率は3割なのです。
10回中3回はヒットを打つけど、残り7回は凡打(失敗)であることを踏まえると、「失敗を完璧に避けるなんて不可能である」ということがわかりますよね。
こういった実例から学ぶことで、「失敗は成功のもと」ということわざに、嘘も本当もないことがわかりますよね。 あくまでも本人次第です。
「失敗は成功のもとの実例」プロゲーマーの梅原大吾
プロゲーマーの梅原大吾(うめはらだいご)さんという人物がいます。 この方は、日本人初のプロゲーマーとして現在でも現役のプレイヤーです。
この方が出版している「勝ち続ける意志力」はまさに「失敗は成功のもと」を体現している実例が豊富に書いてある本です!
「勝ち続けるとは、全戦全勝ではなく、負けてもそこから学び、ふたたび勝つための布石にする」
というような考えのもと、現在でもトッププロとして世界の強豪と争っている人物です。 この方の勝ち続けるための考え方が非常に勉強になるため、ぜひ参考にしてください!
「失敗は成功のもと」ということわざの実例としては、非常に具体的かつわかりやすい内容になっているとおもいます!
「失敗は成功のもと」は仕事に必要な考え方
「失敗は成功のもと」は仕事で成長するために必須の考え方であるといえます。 社会人、ビジネスマンであれば失敗を怖がって完璧を目指すと、じょじょに行動できなくなります。
実例としては、いまこの記事を書いている私が完璧主義の典型例でした・・・。
私は失敗をして上司に注意されるのを恐れ、
なるべく失敗しないようにと完璧主義になり、
最終的には行動が億劫になって、仕事の効率が日に日に落ちていったことがあります
その結果として、仕事では思うような活躍ができないし、失敗はしないけど評価もされないという悲しい状態になりました(笑)
そこで私は吹っ切れて、失敗上等で「失敗は成功の母」ということわざを胸に、完璧主義を脱却することができました!
いざ、失敗をしても思っているほど怒られないし、むしろ2度同じミスをしないために反省できるので、結果的に仕事の実力が高まっていくという成功を勝ち取りました(^O^)b