「なるほど」とは、他人の言葉を受け入れて、自分もそう意見であることを示す意味のある言葉です。
このページでは、「なるほど」の意味をわかりやすく語源や例文などを使って説明しました!
1度読めば、あなたが一生使える言葉の知識を2分で学べることができます♪
ちなみに、「なるほどです」は敬語だとおもいますか? 結論からいってしまうと、なるほどは敬語ではありまえん!
もしも、知らないと自分にはその気がないのに、相手を不快にして、自分が損をしてしまうことがあります。
「なるほど」の代わりとなる言葉遣いもたっぷりご紹介しているので、参考にしてください。
「なるほど」の意味
【意味】他人の言葉を受け入れて自分も同意見であることを示す
漢字で書くと「成る程」
(例)恋人の考えに「なるほど」と納得した
(例)相手に意見に「なるほど」と刺激を受けた
「感嘆詞(かんたんし)」「副詞(ふくし)」として使用される
なるほどという言葉、「あ〜なるほどね!」というように感嘆詞として使わたり、「なるほど、そういうことなのか」と副詞として添え言葉になることがあります。
私たちも日常でよく使う言葉ですよね。
- なるほど、よく理解できました
- なるほどね〜勉強になった
- なるほどね、勘違いしていたよ
- そういういことか!なるほどね
- なるほど、つまり◯◯ってこと?
このように使われることが多いです。
「なるほど」の語源
なるほどの語源は、「なるべく、なるため」から由来しています。
なるべくとは、できる限りという意味がある
なるほどを漢字にすると、「成る程」となりますが、「成る」とは実現・成立するという意味があります。 そして、「程(ほど)」には程度・限度という意味があるため、本来は「できるかぎり」という意味として「なるほど」という言葉が使われていました。
語源は「なるべく」という言葉から由来しているのですが、現在では相手を肯定したりするときに使われるようになりました!
ちなみに、「なるほど」は敬語ではないため、目上の相手に対して使うのはマナー違反だと考えられています。 ビジネスシーンや仕事の取引先などでは、「なるほどです」などは使わないほうが無難かもしれません。
「なるほど」の類語
いくつか類語をご紹介します。 関連ワードをチェックしておくことで、言葉の意味を更に深くインストールすることができます!
もちろん、いうまでもなく、たしかに、道理で、納得、やはり、うなずける、ごもっとも、つじつまがあう、筋が通る、むろん、だから、かくして
「なるほど」を使った例文
いくつか例文をご紹介します。 例文を読むことにより、「なるほど」という言葉の使い方をインストールしやすくなるメリットがあります!
なるほど。それにしてもAくんはいつも思考が深くて勉強になる
羽生名人の将棋は”なるほど”と簡単には理解できないほどレベルが高い
難しい本を読んで「なるほど!わからん」という状態になった
なるほどね。僕の思い違いだったよ。ごめんなさい。
なるほどの意味は、「他人の言葉を受け入れて、自分も同意見であることを示す」です。 別の言葉に言い換えるならば、「はい」「うん」となる。
「なるほど」は敬語なのか?
結論から言ってしまうと、「なるほど」は敬語ではありません。
つまり、目上の相手に対して「なるほどですね」「なるほど〜」というような言葉遣いはマナー違反となります。
敬語ではないため、相手に敬意を伝えたい場合には不適切な表現であるといえる。
対等な関係であったり、友人などに使うのは問題はありません。 1番気をつけたいのは、「自分は相手に敬意があるのに、言葉の意味を理解していないから失礼になってしまう」というケースです。
これは、自分にとってすごく損害のあるもったいない行為ですよね!
相手に敬意があるのに、知らずに相手に失礼な言葉づかいになっていると、両者共に勘違いが生まれてしまいます。
敬意を示したい人間に「なるほど」は原則として使わないほうが無難です。 その代わりとなる言葉をご紹介します。
「なるほど」の代わりになる言葉
「なるほど」は敬語ではないため、目上の相手に使う言葉としては誤解を生み出す可能性があります。 その代わりとなる言葉をいくつか紹介します!
- わかりました→納得
- 承知しました→納得
- かしこまりました→納得
- はい→相槌
- おっしゃるとおり→同意
- 左様でございます→同意
- 同感です→同意
- そうですね→理解
これらのような、なるほどの代わりになる相槌や言葉を意識的に使うことができれば、少なくとも仕事上でのビジネスマナーに反することはありません。
よくある勘違いとしては、以下のような表現も敬語ではないため相手を不快にすることがあります。
【なるほど。了解しました】どちらも敬語ではないため、誤用されやすい言葉遣いである
【なるほどです】なるほどが敬語ではないため、「です」をつけても特に敬意を示す表現にはならない
無意識のうちに自分の株を下げないためにも、念の為知っておけば少なくとも損はしません(^O^)b
まとめ
あらためて、日本語って難しいな〜と思いました。
「なるほど」の意味をおさらいしておきましょう。
- なるほどは敬語ではない
- なるほどは目上には使わない
- 語源は「なるべく」である
- 漢字で書くと「成る程」
- なるほどは副詞、感嘆詩である
- 「なるほど」は、同意表す言葉
- 副詞、感嘆詩として使われる
私は、20代の前半までは年上であろうが、尊敬している人物だとしても、無意識のうちに「なるほど。そrでは◯◯ということですね」という言葉遣いをしていました。
1番怖いのは、自分が知らないところで損をしてしまう可能性があることです!
自分は相手に敬意を払っているつもりなのに、知識不足が原因となって損をしてしまうのは、すごくもったいないですよね。
言葉の意味や語源を知っておくだけで、使うかは置いといて少なくとも損を未然に防ぐことができため、やはり勉強は力になるなと実感しました(¯―¯٥)
それでは以上になります。 最後までご丁寧にお読みくださりありがとうございました!