ことわざの意味

【長い物には巻かれろの意味は?】使い方や例文、語源をやさしく解説

「長い物には巻かれろ」という言葉の意味は、「格上の実力者には逆らわず、したがっていたほうが得することもあるよ〜」というもの。

この言葉は、弱々しく悪いようにも聞こえるけど、実はすごく学びの多いいい言葉なのです!!

このページでは、「ながいものにはまかれろ」の意味をわかりやすく解説しています。 あわせて、使い方、例文、語源、由来などもやさしく説明しています♪

1度知っておくだけで、あなたが生きている限りずっと役立つ知識を2分でマスターすることができます!

それでは、一緒に言葉の意味について学習していきましょう(*^^*)b

長い物には巻かれろの意味

読み方は、「ながいものにはまかれろ」です。

長い物には巻かれろ 意味

【意味】強い権力を持つ者や、強大な勢力を持つ者には、敵対せず傘下に入って従っておいたほうがよい、といった処世術を表す言い回し。

よく間違われるのは、「長い者」。正しくは→「長い物」である

わかりやすく言うならば、長い物には巻かれろという言葉は、「勝ち目のないムリな戦いには手を出さない、無謀な行動をするのは得策ではなく賢い選択をしよう」という意味にも捉えることができます!

しかし、長い物ってなんぞや? と疑問におもいますよね。 この言葉の語源と由来(成り立ち)を理解するとすごくおもしろいですよ♪

「長い物には巻かれろ」の語源と由来

由来は諸説あるようですが、中国の逸話がおそらく語源となっているのではないかと言われております! 今回はその逸話を解説しますね。

「長い物には巻かれろ」語源.由来

むかしむかし、中国に猟師(りょうし)として生活している男がいました。

この猟師は、おおきな象の鼻に巻かれて身動きが取れなくなってしまいます。

1トンを超える体重を持つ象の鼻のちからは凄まじく、抵抗してもビクともしません。

しかし突然べつの方向からライオンがやってきました。 ライオンは象に襲いかかりましたが、猟師がとっさに弓矢でライオンの急所を仕留めました。

この男は、象の鼻に巻かれていたことがきっかけで「男と象」は無事に生き延びることができました。

そして逸話によると象は男を、象の墓場までいっしょに連れていったそうです。そして、墓場には象牙(ぞうげ)がたくさんあり、男は象牙を商売にして大儲けしたという話があります

まるで日本昔話のような、おもしろいストーリーですよね!! もしも、男が象の長い鼻に巻かれていなかったら、おそらくライオンに殺されていたかもしれないし、象と戦って命を落としていた可能性もあります。

どちらにせよ、長い物に巻かれていたおかげで命とお金を手に入れることができました。

これが由来となり、「長い物には巻かれていたほうが得なこともある」という意味をこめて長い物には巻かれろという言葉が生まれたと言われています。

もしも、男が象を攻撃していたら敵が「ライオンと象」になっていたかもしれないし、命が助かったとしても大金持ちになるきっかけは手に入らなかったでしょう。

「長いものにはまかれろ」は良い意味

個人的に、「長い物に巻かれろ」という言葉は良い意味として解釈しています。 その理由は、物事を上達させるときに非常に役に立つ考え方だからです。

仕事で新しいことを覚えるときも、お手本をそのまま真似をしてパクったほうが上手くいく確率は高い。
自己流でゼロから試すよりも確実に成功しやすい

このような考え方もできるので、長い物に巻かれていたほうが上手くいくことが多いとおもいます。 しかし、権力や立場の強い人間に媚びるという意味ではないのでご注意ください。

あくまでも成長をするための心構えとして、素直な心で「長い物に巻かれていく」というマインドセットがすごく人生において役立つという意味です!

やはり素直な心さえあれば、どのような状況になっても学ぶことができるし、人の言うことを聞いて上手くいく可能性も高くなりますよね(*^^*)b

「長い物には巻かれろ」の使い方と例文

長い物に巻かれろの使い方と例文を紹介していきます。 例文を読むことによって、日常生活でどのように使えばいいのかが理解しやすくなるのでチェックしてください♪

長い物に巻かれろ 例文

長い物に巻かれろの精神で1冊のテキストをひたすら復習したら偏差値がUPした

上司は長い物に巻かれてサラリーマンとして大成することができた

格上には喧嘩を売らないAさんは長い物に巻かれて生きていくのが上手である

争い事が嫌いな私は長い物に巻かれろ主義で生きている

長い物に巻かれろは大人になればなるほど理解できる言葉である

上司には言いたいこともあるけど長い物に巻かれろの精神で仕事をしていたら思わぬ結果になり得をした

使い方はこのような形になります。

「長い物には巻かれろ」という言葉は、素直で謙虚じゃないと少し信じがたいものになるかもしれないですね! プライドが高かったり、頑固な人は「そんなもの必要ない!!俺は自分のやりかたで成功してやる!!」ってなるかもしれません。

しかし、実力がないときこそ実力者である先生やお手本を素直に真似て、学ぶことこそがなによりもの近道なのではないかなと思います。 「学ぶの語源は真似る」というように、素直な心はいずれにせよ成長には必須であることがわかります。

「長い物に巻かれろ」の類語

いくつか似ている類語や慣用句、表現があったのでご紹介します。

「長い物に巻かれろ」類語

大勢順応(たいせいじゅんのう)→事の成り行きに任せてしまおうとする考え方

付和雷同(ふわらいどう)→自分にしっかりとした考えがなく、他人の言動にすぐ同調すること

イエスマン→拒否せず何でもハイと言って従う人

寄らば大樹の陰→頼りにするのなら、勢力のある者のほうが安心でき利益もあるということのたとえ。

類語、ことわざ、慣用句などはいろいろありますが、少しネガティブな表現もあったりします。 個人的には、長いものに巻かれろという表現はすごく成長する見込みのあるポジティブな言葉であると解釈しています(*^^*)b

まとめ

「長い物には巻かれろ」という言葉は、あなたは好きですか、それとも嫌いでしょうか?

私は、すごく含蓄のある言葉なので上手に使えばものすごく人生に役立つ言葉だなとおもいました!! 実際に、現在も資格の勉強をしているのですが、自己流を一切やめて1冊のテキストをひたすら復習をしています。

すると、半年間ほどで楽勝に合格圏内まで実力を伸ばすことができました。 しかし、まだまだ油断せず長い物に巻かれろの精神で、その道のプロの教えを徹底して学んでいこうと思います(*^^*)v

使い方を正しく理解しておけば、長い物に巻かれていく人生はひょっとすると自分の実力以上の成果を出すきっかけになるかもしれませんね!

それでは以上になります。 最後までお読みいただきありがとうございました!!