「継続は力なり(けいぞくはちからなり)」という言葉は日本人であれば、誰もが1度は聞いたことがあるし、1度は信じてみたことがあるのではないでしょうか。
ちなみに私は「継続すればやがて大きな力になる」という言葉を信じて、受験生時代はひたすら毎日机にむかって勉強をしていました。 その結果、見事に第一志望校に合格できた経験があります。
今回は、「継続は力なり」ってどういう意味なのか。についてわかりやすく調べてまとめました!! やさしく解説をしているので、すぐに理解することができます。
また、類語や言葉の由来・語源なども調べてみましたのであわせてお読みください!
すぐに読める目次
「継続は力なり」とはどういう意味なのか?
継続は力なりの意味は、「モノゴトを続けることの重要性、続けることでやがて大きな力になるという意味合いがあります。
私としては、非常に夢と希望がある言葉だな〜とおもいます。
・継続することでやてが大きな力(結果)になる
・継続をすることそのものが才能であり素質である
・続けるということは1日あたりで考えると進歩がないけれど1年続けるとものすごい結果になる
↑このような意味もあるため、シンプルな言葉ですが非常に学びが多い名言だなとおもいます。
大きな功績を残したスポーツ選手や、起業家が「継続は力なり」という発言をするとものすごく励みになりますよね。 反対に、尊敬している人から「継続することで大きな力になるよ」と言われるとすごくやってやるぞ!! という気持ちになります。
「継続は力」という言葉を信じて受験勉強や仕事を頑張る人もいれば、「継続は力なり」という言葉を使って人を励ます人もいます。
使う側も、使われる側もモチベーションを刺激されるすばらしい言葉ですよね。
継続は力なりの由来はなに?
結論からいってしまうと、語源は由来(出典)は諸説ありハッキリとはしていません。
大正時代に、平松折次(ひらまつおりじ)という日本人が、標語として「継続は力なり」という言葉を使っていたそうです。
ただし、平松折次さんがこの言葉を考えたのかまではわからないそうです。
ちなみに、アメリカ・イリノイ州の格言には”Continuity is the farther of success.”(継続は成功の父)という名言があるそうで、もしかすると海外から翻訳されて日本に伝わった可能性もありますね!! どちらにせよ、由来や語源はハッキリせずとも素晴らしい格言であるには違いありませんね^^
「継続は力なり」の類語、似た言葉を紹介
継続は力なりの意味に似ている格言や名言を紹介します。
「継続は力なり」という言葉と少し似ている格言が、アメリカにあります。
「知識は力なり」という言葉を、イングランドの哲学者である、フランシス・ベーコンさんが発言したという記録が残っています。(諸説はあるそうですが)
【継続は力なり】を使った例文
いくつか例文をご紹介させていただきます。
受験勉強は継続が力なり。1日だけ頑張っても意味がないが、受験本番まで諦めずに続ければものすごい結果を叩き出すことができる
筋トレを1日だけやっても筋肉はつかないが半年間継続をすればマッチョになれる
まわりの人間からは、「そんなのムリだよ」と言われたが諦めずに継続をしたら、周りが驚くほどの結果になった
1日5分だけ部屋を掃除する習慣を継続したら、いつのまにか部屋が散らからなくなって、掃除を無意識で行えるようになった
発明の天才であるエジソンは、まさに「継続の達人」です。 彼の残した言葉に、「私は失敗をしたことがない。ただ1万通りのうまくいかない方法を見つけただけだ」という名言があります。
私はこの言葉を聞いたときに、「うわ〜すごい…」と感動した記憶があります(笑)
その他にもエジソンは、「私たちの最大の弱点は、諦めることにある。 成功するのにもっとも確実な方法は、常にもう1回だけ試してみることである」という名言も残しています。
これはまさに、「継続は力なり」という言葉の正しさと希望を表していますよね! エジソンくらいの偉人が、継続をすれば絶対に大丈夫!!という名言を残してくれているということは、私達にとっては心強いことですよね(*^^*)
「継続は力なり」はイチローの名言に多い!!
元メジャーリーガーのイチロー選手の名言には、「継続は力なり」が関係している言葉が多いのです。 実際に、イチロー選手がインタビューなどで発言した言葉を紹介します!!
夢をつかむことというのは、一気にはできません。
ちいさなことをつみかさねることで、
いつの日か、信じられないような力を出せるようになっていきます。
[2004年日本の野球少年に向けた言葉]
過去のつみかさねがどれだけ大事なものかは、感じています。
それがなければ、今の技術や精神は作られなかったのですから。
[2004年200本安打を達成した時期のインタビュー]
ちいさいことをかさねることが、
とんでもないところに行くただひとつの道。
[2004年258本安打を達成した直後の会見での発言]
このように、イチロー選手はまさに「継続は力なり」という言葉を体現している人物であり、だれよりも「継続が重要である」ということを様々な場所で発言している人物だということがわかります。
継続は力なりを人生で体現したロケット会社の社長「植松努」さん
個人的に好きなスピーチがYouTubeにアップされているので紹介します。 (タイトルは英語ですが、日本人が日本語でしゃべっているのでぜひ視聴してみてください)
植松努(うえまつつとむ)さんは、宇宙を目指してロケットをつくっている会社の社長さんです。 植松努さんは、「そんなの、どうせムリ」という言葉を他人から突きつけられて、何度も挫けそうになったけど諦めず宇宙を目指して、現在ではロケットを打ち上げる会社の社長さんになった人物です。
「思うは招く」「継続すれば夢に近づける」という、継続は力になるという言葉を行動という形で結果にしているすごい人物です。 このスピーチ映像は、20分もありますが、聞き始めると一瞬でおわっちゃうくらい引き込まれる内容なので、ぜひこのまま流しながら聴いてください。
継続するために今日からできる3つのコツ
最後に、「継続するためのコツ」というのを3つにわけて解説しておわりにしたいとおもいます!!
ズバリ!!私たち人間がモチベーションに左右されずにモノゴトを継続するための秘訣は…
・完璧主義をやめる
・ハードルを下げて取り組む
・やる気は無視する
1つめの、完璧主義とは、「絶対に最高を目指す」という高すぎる理想だったり、無茶な目標を立てること。 完璧主義の怖いところは、「もし1日行動できなかったら挫折してしまう」ということ。
継続は力なりという言葉からわかるように、続けなきゃ意味がないので完璧を求めないことが大事です!!
そして2つめは、ハードルを下げて取り組むこと。 例えば受験勉強であれば、「1日10時間勉強する!」という無謀な計画ではなく、「スキマ時間をみつけたら3分でもいいから勉強する!!」というチャレンジのハードルをガクッと下げることで行動しやすくなります。 これは、まさに継続をするための秘訣なのです。
そして3つめは、「やる気は無視する」ということ。
やる気というのは、実は科学的には存在しません。 やる気がない人が行動したくないときに使う言葉なのです(笑)」 継続は力なりを実行するならば、「やる気に関係なく、とりあえずやる」ということが重要です。
そのために、1つめと2つめの「完璧主義をやめる」と「ハードルを下げて取り組む」というコツがすごく効果的なのです♪
では、今日からお互いに「継続は力なり」という言葉をたいせつにして、1日1日積み重ねていきましょう! 最後までお読みいただきありがとうございました(*^^*)v