「フローリングを水拭きしてはいけない」
「床が痛むから水拭きはダメ」
実はこれ、半分正しくて、半分は間違いなのです。 結論からいってしまうとフローリングを水拭きしても問題はありません。
フローリングを水拭きしてはダメだといわれているのは、ワックスが剥がれ落ちてしまったり、やり方によってはフローリングに傷をつけてしまうからです。
この記事では、正しい水拭きのやり方と注意点を画像つきで解説します。
ちなみに、フローリングのワックスは生活をしていれば勝手に落ちていくものなので気にしなくてもだいじょうぶです。 またかけ直せばいいし、汚れているのを放置しておくよりはましですよね。
それでは、正しいフローリングの水拭きについて紹介していきます!
すぐに読める目次
フローリングを水拭きにおすすめなアイテム
フローリングというのは見た目以上によごれやすい材質です。 ホコリやチリは掃除機でかんたんに吸いとることができますが、フローリングそのものにこびりついた汚れは水拭きが必要です。
雑巾やダスターで水拭きをしてあげると、びっくりするくらい汚れがおちるので気持ちがいいですよ(^o^)b
では、水拭きの手順についてご紹介します。
準備するものは1点のみ。それは雑巾(ぞうきん)かダスター(ふきん)です。
私が実際につかっているのはこういった見た目のアイテムです。 それぞれ、メリット・デメリットがあるのでわかりやすく比較してみました!

デメリットは1枚あたりのコストが50円以上〜とややお高いこと。使い捨てをしたい方には、あまり経済的ではありません。


という感じで、私は2つのアイテムを使い分けています!
基本的にはダスターで水拭きをしています。そのまま使い捨てることができるので使った後の手間が一切ないのがメリットです。

フローリングの水拭きは水分量に注意!
「フローリングを水拭きすると雑菌が床に繁殖するから衛生的ではない」・・・という意見を聞いたことはないでしょうか。
テレビCMで雑巾がけをすると雑菌がひろがるイメージ図を紹介されていることが多いですよね。 でも、あれは誤解です。
正しくは、使いまわしている雑巾やダスターに雑菌が繁殖しているだけなのです。 水道水には雑菌はいません。 日本の水道水の基準は世界トップレベルに厳しいので、水道から危険な雑菌はでません。
日本ではきれいな水道水がつかえるので、水拭きにも安心して利用できます!
先ほど紹介したダスターは水拭きをしたあとに使い捨てをしても、1枚あたり10円ほどのコストで抑えることができて経済的です。 1日1枚使っても1ヶ月で300円ほどなので、コスパがいいですよね!
雑巾やダスターでフローリングの水拭き掃除をするときは、しっかりと水を絞ること! 理想は、2〜3回しぼって水滴がたれてこない状態
水拭きをするときに大量の水分は不要です。 むしろ、ビチャビチャになってしまうと雑菌が繁殖したり、床に白い水垢がのこってしまう可能性があります。
あくまでも雑巾やダスターを濡らすのは、ホコリや汚れを吸着させるためです。 大量の水をつかって除菌をするわけではないので、湿らせるだけで十分です♪
実際にダスターをぬらして絞った画像です。 これくらいの水分量でも8畳くらいはしっかり磨くことができます♪ 汚れがひどいときは、1度ゴミ箱にホコリを落としてから、もう一度水で汚れを落としてあげましょう。


フローリングの水拭き掃除は毎日やるべきか?
毎日フローリングを水拭きする必要はありません。
週に1〜2度くらいフローリングの掃除機がけのあとに、水拭きをしてあげるとピカピカの床になって気持ちがいいですよ(^o^)b
頻度としては掃除機がけをしたついでに、水拭きもやってしまう習慣をつけちゃえば常にきれいな空間で過ごすことができますよね。 私も掃除機と水拭きはセットでします。
掃除機にしか吸い取れないホコリやチリもたくさんありますが、水拭きでゴシゴシと磨かないと落ちないよごれもあります。
日本は磨き掃除の文化
お寺や神社といえば、修行僧の方々が床を雑巾がけしているイメージがありますよね。 あれは、日本特有の磨き文化だそうです。
海外では、水拭きという習慣はほとんどないそうです。
日本では雑巾がけというのは、ポピュラーな掃除方法の1つです。
日本はゴシゴシと磨くことで輝くという考えがあるため、神社やお寺でもいまだに水拭きを重要な掃除方法としてつかわれています。
クイックルワイパーや掃除機がけだけでも、さくっときれいになりそうですが、【空間を磨き上げる】という意味合いも含まれているのです。
私も近所の神社でこういったお話をきいたときに、「なるほど〜」と思いました^^ それ以来、自宅のフローリングをダスターで磨き掃除をする習慣がつきました。
雑巾がけとかって地味なイメージがあるけど、正しい意味や由来を理解できると、なんだか穏やかな気持で掃除ができて心地いいですよね!
水拭きをしたあとの乾拭きは不要

水拭きをしたあとに、濡れていないぞうきんで乾拭きをする必要はありません。
水拭きをするときに、しっかり水分を絞っているため床が濡れてしまう心配がないからです。すぐに乾いてしまうので、何もしなくてもツルツルの状態です。
換気をしながら掃除をしていると、すぐに湿気はなくなり、さらさらとしたフローリングになります。
水拭きをした雑巾を洗うときの注意点
フローリングを水拭きしたあとに、使ったぞうきんまたはダスターを洗うときの注意点を紹介します。
絶対にやってはいけないのが、そのまま洗濯機で洗ってしまうことです。 ほこりがついたまま洗濯機で洗うと、つまりや故障の原因になるため気をつけてください。
正しいやり方として、雑巾についたほこりをきれいに落としきって、手洗いで軽く汚れを落としてから洗濯機にかけてください。
他の洗濯物といっしょに洗う場合は、水にハイターを適量いれて雑巾をひたしておけば殺菌消毒することができます。 そのあとに洗濯機で洗うという方法もあります。
私は、こういった手間が面倒なので1枚あたり10円ほどのダスターを使い捨てで利用しています\(^o^)/ 面倒なことを1つでもへらせば、掃除を継続しやすくなります。
【フローリングは水拭きをしてはダメ?】のまとめ
・水道水に雑菌はいないから安心して
・水拭きは不衛生ではない
・しっかり雑巾の水を絞って磨くべし
・ダスターを使えばコスパ最強
・日本は磨き掃除の文化がある
・水拭きのあとに乾拭きは不要
あなたのお家がきれいで心地の良い空間になりますように。陰ながら祈っております♪
最後までごていねいにお読みくださり、ありがとうございます!