言葉の意味と由来

【脱帽の意味はなに?】「敬服と感服」との違いは?例文つきで解説!

脱帽 意味

「脱帽しました」←この言葉の意味は、わかるようでハッキリとは答えられない人が多いのではないでしょうか。 なんとな〜く理解しているけど、正しい意味や使い方までは知らないなというケースが多いはず。

私もしっかり調べ上げるまでは、中途半端な理解をしておりました(笑)

じつは、脱帽という言葉は、使う相手によってはマナー違反となったり、失礼になることもあります。

似ている言葉として、「敬服」「感服」がありますが、意味は似ているのですが、違いを知っておくだけで今後の人生でものすごく役に立つとおもいます。

「脱帽」「敬服」「感服」この3つの言葉の意味を例文つきでわかりやすく解説しました!

あなたが生きている限りずっと使える言葉の知識をたったの2分間でマスターすることができます♪ それでは、一緒に学んでいきましょう。

脱帽の意味

読み方は、脱帽(だつぼう)です。

脱帽 意味

脱帽の意味は、「帽子を脱ぐこと」「相手に参りましたという気持ちを表する言葉」

一般的には、相手にリスペクト(敬意)を送るときに使われる。

(例)「イチロー選手の努力の積み重ねには脱帽しました」

脱帽を使い方、例文

脱帽を使った例文をいくつか紹介します。 例文を読むと、言葉の意味がすんなり吸収することができるので、チェックしてくださいね。

国歌斉唱をするため会場のみなさまは脱帽ください

ジブリ作品の細部にこだわった芸術性には脱帽です

藤井聡太棋士の才能と努力には脱帽しました

今回の部下の奮闘ぶりには脱帽せざるをえない

彼のことは人間としては嫌いだったけどビジネスマンとしては脱帽する思いである

「すごい!」「恐れ入りました!」「素晴らしいですね!」「尊敬します!」・・こういった敬意の感情を込めるときに、「脱帽」という言葉を使います! 相手の素晴らしさを認めて、リスペクトを表しているとても気持ちがよい言葉だなとおもいます(*^^*)b

「脱帽」「敬服」「感服」の意味と違い

「脱帽」「敬服」「感服」という3つの言葉は、意味が同じだと思われていますが、実はすこし違います。 それぞれの違いと意味はこのようになります。

「脱帽」「敬服」「感服」

脱帽→「帽子を脱ぐこと」「相手に参りましたという気持ちを表する言葉」

敬服(けいふく)→感心して尊敬の念を抱くこと。行動や立ち振る舞いなどにリスペクトを送る気持ち

感服(かんぷく)→深く感心して、尊敬・尊重の気持ちを抱くこと。 服従する気持ち *(服従とは…命令をよく聞いて、素直につき従うこと。)

このように一覧で比較してみると、それぞれ少しづつ意味が違いますよね。 尊敬の度合いで並び替えるならば・・・

1.敬服(けいふく)
2.感服(かんぷく)
3.脱帽(だつぼう)

このような順番になります。 目上の相手に使うならば、「◯◯さんの仕事に対する熱意と姿勢には、敬服しました!!」という表現をすると、1番相手にリスペクトの気持ちがつたわります。

「脱帽」「敬服」「感服」は目上の相手に使っても大丈夫?

目上(年上の人間)に使う言葉としては、脱帽は不適切という考え方があります。 その理由としては、目上の相手をじぶんよりも下だというニュアンスが含まれているからです。

「◯◯さんには脱帽です!」 という表現をしたならば、「え??これまでは俺はあまり評価されていなかったのか・・!?」と相手を不快にしてしまうことがあります。

とはいえ、脱帽しましたと言われてそこまで気にする人はいないと思いますので、マナーとして理解しておけば臨機応変に対応することができますね。 やはり知識はもっているだけで強みになります♪

目上の相手に敬意を示すならば、「感服いたしました」「敬服いたしました」と伝えるのがマナーとして無難です!

「敬服」を使った例文

敬服(けいふく)の使い方を学べる例文をいくつか紹介いたします。

敬服 例文

◯◯さんの業界を盛り上げようとする情熱に敬服いたしました

先輩の努力に対する考え方には敬服しました

一流旅館のおもてなしには敬服せざるをえないほど素晴らしい内容だった

「感服」を使った例文

感服(かんぷく)の使い方を学べる例文をいくつか紹介いたします。

感服

シェフの料理に込める熱意に感服いたしました

力士が土俵上で見せる気迫には感服させられました

新海誠監督が生み出し映像美には感服せざるをえないほど圧倒されました

脱帽の語源・由来

脱帽の語源や由来には諸説ありました。

中国の故事によると、帽子は官位(階級)の高さを象徴すると言われた。 自分よりも優れた人間が現れると帽子を脱いだり、帽子を継承することがあった

礼儀として格上もしくは目上の人間の前では帽子を脱ぐのがマナーだったことが由来としている説もある

いろいろ調べてみたのですが、おそらくは「脱帽」の語源はそこまで歴史がないのではないかと思います。 ちなみに、脱帽の反対語は着帽です。 軍隊などでは、脱帽と着帽の号令などがあります。

私は小学1年生のとき、「なぜ、甲子園球児は試合前に帽子を脱いでお辞儀をするのかな?」 と疑問でした。  当時はお辞儀するときに帽子が落ちてしまうから脱いでいるのかと思っていました(笑)

まとめ

脱帽は、相手にリスペクトや敬意を示す素敵な言葉ですね! 敬服・感服なども状況や相手によって使い分けていけば、ものすごく国語力の高い人間という印象になります♪

ビジネスの取引先や就職面接のときの言葉遣いとしても非常に役に立つ知識です。

私も職業柄、目上の相手と会話をすることが多いため、「脱帽・敬服・感服」という3つの言葉をしっかり選んで使用していきたいなとおもいます。

相手の素晴らしさを認める潔さと、相手を称える意味がある素敵な言葉は人生で1回でも多く使っていきたいですね(*^^*)b

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!!