「盤石(ばんじゃく)」という言葉の意味を知っていますか?
このページでは、盤石という言葉の意味をわかりやすく解説しております。 語源、由来、例文などをやさしく解説しております!
2分で一生モノの知識を身につけることができるため、サクッと学んで賢くなってくださいね♪
ちなみに豆知識ではありますが、盤石という日本語はインドの仏教にでてくる「不動明王」が由来しているのをご存知だったでしょうか。
それについても、優しく解説をしているのでお読みください♪
すぐに読める目次
盤石の意味
盤石の意味は、大きな岩、極めて堅固(けんご)なこと。
結論としては、非常に大きくて頑丈な岩のことなのですが、状態を「盤石な◯◯」と表現することもあります。
盤石とは、画像検索で調べてみるとこのような写真が表示されました。 言葉の意味を画像でイメージするとすごくわかりやすいのでオススメです♪
画像で盤石をチェックしてみると、非常に理解しやすいですよね。 「なるほど、これが盤石なのか〜」と納得できますよね(*^^*)
盤石という言葉の使い方
盤石という言葉は、「盤石な◯◯」「盤石がある」などという使い方をされます。
例えば、大相撲では力士が自分の得意な体勢で相手の力士を捉えると「大関が盤石な体勢になりました」という表現をすることがあります。 意味としては、「大関がこの状態になればまず負けることがないでしょう」というもの。
盤石の例文
いくつか例文を紹介させていただきます。 ぜひ参考にしてください。
横綱が盤石な相撲で勝利しました
盤石なチームで新プロジェクトに挑む
舗装されていない山道には盤石があるため注意してください
盤石だと思われましたが意外なところに落とし穴がありました
盤石な強豪チームも予想外のトラブルで一気に試合をひっくり返されることがある
予習をしっかりして盤石な状態でセンター試験に挑みました
圧倒的な修行をしてきたので盤石の自信があります
イチロー選手の盤石な記録はそうカンタンに破られることはないでしょう
「盤石」という言葉は、圧倒的に堅固であるという意味があるため、非常にポジティブな意味でつかわれます! 私も、日々勉強をしているのですが、盤石な状態を目指して謙虚に学ぼうとおもいました(*^^*)v
盤石の語源と由来

盤石という言葉の語源は、不動明王(ふどうみょうおう)の座っている椅子に由来しているのではないかと言われています。(諸説あるようです)
不動明王とは、仏教(インドの宗教)五大明王の1つ。 恐ろしい顔をしている理由は、悪の道を絶ち、仏道に導くためだと言われている。 インドでは「シヴァ」と呼ばれている
不動明王が座っている土台は、ダイヤモンドで作られているそうです。 この不動明王が座っている堅固(けんご)な土台から由来となって、盤石(ばんじゃく)という言葉が生まれたのではないかと言われてします!
「盤石」と「磐石」の違い
ズバリ、違いは常用漢字であるかです。
常用漢字とは、一般生活で新聞などで使われる漢字のこと(ちなみに数は2136文字ある)
一般的には、盤石をつかいます。 「磐石」のほうは常用漢字ではないため、日常生活ではつかわないほうが無難です。 言葉は伝わってこそ価値があるため、大半のひとが理解していない漢字をわざわざ使う必要はないですよね!
拡大してみると、このような違いがあります。
これらの違いは部首が、「皿」か「石」のみです。 常用漢字のほうは「皿」なので覚えておくと、また1つ賢くなることができますよ♪
古いほうの漢字は、ほぼ馴染みがないという方もおおいのではないでしょうか。 Jリーグに「ジュビロ磐田」という
サッカーチームがありますよね。
盤石(ばんじゃく)の類語
類語をご紹介します。
- 堅固(けんご)
- 鉄壁
- 隙がない
- 不動
- 安定
- 無敵
- 難攻不落(なんこうふらく)
- 堅い
- 肝の座った
類語にはこのような慣用句や四字熟語があります。 それぞれ、意味をさくっと解説!!
類語 「堅固(けんご)」の意味
堅固(けんご)とは、「しっかりいていて、簡単には破られたり崩れたりしないさま」という意味があります。
盤石(ばんじゃく)をわかりやすい表現にするならば、「堅固(けんど)」となる。
ちなみに、志操堅固(しそうけんご)という四字熟語がある。 意味は、「志や考え・主義などを堅く守り、何があっても変えないさま。」
類語 「難攻不落(なんこうふらく)」の意味
難攻不落とは、「攻撃することが難しく、なかなか陥落しないこと」という意味がある。
盤石とすごく意味が似ており、どちらも簡単には崩れたり破られたりしない堅固なさまを表している慣用句です。
「盤石(ばんじゃく)」の対義語
意味が反対となる対義語をいくつかご紹介します。
- 脆い(もろい)
- 不安定
- 安定しない
- 華奢(きゃしゃ)
対義語にはこのようなものがあります。
対義語 「脆い(もろい)」の意味
脆い(もろい)とは、簡単に壊れたり傷つけられること。 物体など以外にも、心などの抽象的なものにも使われる。
ITなどでは、「脆弱(ぜいじゃく)なセキュリティ」という表現をされることもある。 弱点の多い、このまま使用していると何かしらの危険性があるセキュリティという意味がある。
さらに詳しい解説はこちらのページが参考になります⇒脆弱の意味と読み方をわかりやすく解説!類語、例文もあわせて紹介
対義語 「華奢(きゃしゃ)」の意味
華奢(きゃしゃ)とは、「(形姿は美しいが)弱々しく感じる」という意味がある。
盤石とはまさに正反対の言葉となります。 華奢は見た目が美しい女性などにつかわれることがあるため、決して悪口やネガティブな意味がある言葉ではありません。
盤石の英語表現
「盤石」をそのまま直訳をした英語は、「a huge rock(デカイ岩)」となりますがこれでは、意味が伝わらないですよね。
盤石の中国語
しっかしていること、堅固なことという意味がある。
まとめ
盤石(ばんじゃく)とは、人生において非常に重要なキーワードになりますよね!! 金銭面も健康面もなるべく盤石にして、問題がない状態を目指していきたいとおもいました。
ちなみにこの地球上で最も大きな岩は「西オーストラリアにあるマウント・オーガスタス」という一枚岩です。 約16.5億年前から存在していると言われており、見た目は岩というよりは山です(笑)
エアーズロックが有名ですが、エアーズロックよりさらい2.5倍もデカイので正真正銘の最強の盤石ともいえます!!
それではおさらいしていきます!
以上になります。 最後までお読みいただきありがとうございました!! あなたの1日が素敵な日になりますように♪
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